「太陽光発電は本当に必要?今から付けても得なの?」

最近は太陽光発電が付いている家も少なくありません。安価になってきたとはいえ、高い買い物です。新築をすると太陽光発電を設置するかどうかは迷う所ですよね。

今回は、太陽光発電が必要かどうかを考えてみます。

太陽光発電の設置、今の状況は?

まずは2016年現在の太陽光発電の設置に関する状況です。

#1.補助金が出ない自治体が多くなってきている

まずは補助金です。
太陽光発電の補助金は、国、都道府県、市町村の3つから補助金があります。

地域により差が出ますが、4kw程度の太陽光発電をつけると合計で10万円以上の補助金を受け取ることができる地域もあります。

しかし、2016年現在、国はもう補助金は出してくれなくなりました。都道府県、市町村はまだ出る所もありますが、補助金は減少傾向で将来的には無くなる可能性が高くなっています。

#2.買取価格は年々下がっている

次に買取価格です。
太陽光発電は、昼の自宅分の電力をまかなうことができます。そして、使い切れない余剰電力は電力会社に買い取ってもらえます。

余剰電力の買取価格は年々下がっており、以前は1kwで40円以上でしたが、今では32円とかなり安くなっています。

余剰電力の買取も、将来的には大幅な減額、最悪の場合は補助金と同じく無くなる可能性もあります。

最近、九州電力が余剰電力の買取りを中止したことが話題になりました。このように太陽光発電が増えて電力が余るようになると他の電力会社でも電力の買取りを中止する可能性があります。

#3.メンテナス費用が高い

最後に、メンテナス費用です。
太陽光発電にはパネルの他にパワーコンディショナーと呼ばれる機器が必要です。

パネルの寿命は20年、30年と長いのですが、パワーコンディショナーの寿命は10年程度と言われております。そして買い換えには大きさによりますが、30万円以上は必要になります。

太陽光発電の年の利益が5万円だとすると、6年分の儲けがパワーコントローラーの買い替えで消える計算になります。

それでも太陽光は必要!

これだけを見ると太陽光発電の設置に関する状況は決して良いとは言えません。

補助金も減っているし、売電による利益も将来的には低くなりそう、おまけにメンテナス費用も高い。太陽光発電は本当に必要なのか、今から付けるメリットはあるのだろうかと考えてしまいますよね。

しかし、そんな中でも私は太陽光は必要だし、付けた方が得だと思います。その理由は以下の通りです。

#1.補助金は無いのは安い証拠

補助金をもらえるというと、確かに得に聞こえますが、補助金は基本的に普及させたいけど、高くてなかなか普及しないものにしか出ないですよね。

つまり、補助金が出なくなるということは、もう十分買いやすい価格まで値下りしたという証拠です。

実際に、10年前と比べて、太陽光発電の値段は半額以下になっています。そして。その性能も向上して壊れにくくなっています。

私の友人が10年前に家を建てた時は、太陽光発電は高すぎるし壊れやすいから元が取れないと教えられたそうです。でも、今はどうでしょうか?そんなことは聞きませんよね。むしろ逆です。

昔は補助金が出ても、高価で性能の悪い物を買っていたのです。逆に今は補助金は少ないが、高性能で安価なものが買える。どっちが得かは言うまでもありませんよね。

#2.電気代が安くなる

次の理由は電気代です。
例え買取価格が下がって利益が無くなっても、昼の電気代は自家発電でまかなえるので確実に電気代は安くなります。

私は、賃貸に住んでいたころは月に5000円程度電気代がありました。新築を買って戸建て住宅になると確実に電気代が上がります。賃貸で5000円なら戸建てで8000円くらいかなと予想していました。しかし、太陽光発電の設置により、電気代は賃貸の時よりも安く、月4000円程度になっています。

生活スタイルや居住地域などで電気代は変わりますが、売電が無くても太陽光発電を設置をすることで確実に電気代は安くなります。

もちろん売電があればお金も入ってきます。私の場合は電気代が下がった事に加え、余剰電力の買取が月々平均で8000円ほどあるので、実質の電気代は0円、むしろプラスになっています。

#3.電力の買取りは無くならない?

電力自由化のおかげで、私たちは自分たちで電力会社を選べるようになりました。その中には電力の買取りをしてくれる会社もあります。

今はまだサービスが充実していないので買取り価格は安いですが、将来的に高額で電力の買取をしてくれる会社も出てくるかもしれません。

私個人の予想では、例え安くても将来的にも電力の買取りが無くなることは無いと思います。そう考えると、先に書いた電気代のメリットも考慮しても、設置した方が得なのではないかと思います。

#4.メンテナンス費用は安くなる?

メンテナス費用も安くなってきています。
先にも述べたようにパワーコンディショナーは先々に買い換えが必要です。しかし、その価格は10年後も同じとは限りません。

パワーコンディショナーも家電と同じように、需要が高まれば値が下がる可能性は高いです。テレビでも一昔前までは50万円もしていた大型液晶が今では20万円と半額以下になっていたりします。

物は各社が競争すれば値が下がっていきます。実際にパワーコンディショナーの値段も下がってきています。これから太陽光発電が大量に普及すれば高性能のパワーコンディショナーを10万円以下で買い換えることができる可能性もあるのです。

#5.太陽光発電は災害に強い

太陽光発電は災害に強いです。
大きな災害があるとすぐに停電がニュースで流れますよね。大震災だと何日も電気が復旧しないということもあり得ます。そんな時、太陽光発電が付いていれば最低でもお昼の電源は確保できるのです。蓄電池も備えていれば夜間の電力も確保することも可能です。

「災害で家や太陽光の設備が壊れなければ」という条件付きですが、太陽光があることで災害時の電源のリスクが小さくなります。

太陽光発電のこれからの進化に期待!

太陽光発電は、これからも進化する可能性が高いエネルギーです。

現在でも、蓄電池を併用して電気代を完全に0円にするなど、他の装置と併用してより便利な生活をすることができます。

これはあくまで個人的な意見なのですが、将来的には短距離用の移動手段として電気自動車がもっと普及するのではないかと思っています。その充電の手段として太陽光発電を使えばガソリン代を0円にすることも期待できます。

太陽光発電はエコなエネルギーとして、今後も技術は進歩していくだろうし、今以上に便利な使い方が出てくることも期待できます。

そういうことを考えてみても太陽光発電を設置するメリットは十分にあるのではないかと思います。

最後に注意点を

ただ、設置するにあたってはひとつ注意点もあります。

こういう家絡みの業者には少なからず悪徳業者がいます。設置をする時はそれに騙されないように注意をしないといけません。

太陽光発電は家同様、一生に一度有るか無いかの大きい買い物です。衝動的に買うことだけは避けてくださいね。買う前にはちゃんと勉強をするようにしましょう。