火災保険か火災共済はどっちが得?家を買う時、これを知れば損しない

住宅購入費用の考察

家を購入すると必ず入るのが火災保険。しかし、火災保険は思った以上に高いものです。それに比べて県民共済などが提供している火災共済は火災保険よりもお値打ちに入る事ができます。さて、どちらがお得なのでしょうか?

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火災共済と火災保険は全く違う

火災保険と火災共済の違いは何でしょうか?

それは災害に合った時のお金を支払う仕組みです。
火災保険は、保険の条件に合う損害があれば必ず保険金が支払われます。しかし、火災共済は条件を満たしていても保険金が全額支払われない可能性があります。

火災共済は、入会している人たちがみんなでお金を出し合って災害に遭った人を助ける仕組みになっています。この「みんなでお金を出し合って」というのがポイントです。

みんなで出し合ったお金がなくなったらそれ以上は保険金が支払われないのです。つまり、多くの家に被害が出るような災害が起こったときに火災共済は弱いということです。

これとは違い、火災保険はどんな事があっても保険金が全額が支払われます。
補償という点から見れば火災保険の方が得になります。

火災保険は高い、火災共済は安い

では、金額として火災保険と火災共済はどちらが安いのでしょうか?

基本的に火災共済よりも火災保険の方が値段が高いです。
例えば、県民共済では、月に3000円くらい払えばしっかりとした補償がついてきます。しかし、火災保険では同程度の補償を月払いでかけようとすると、倍額以上の値段になります。

更に火災共済は毎年余ったお金の返金があります。1年を通して集めたお金の未使用分を返してもらえるのです。つまり月単位で見たら3000円以下ということになります。

値段については、圧倒的に火災共済が有利になります。

火災保険と火災共済の支払方法の違い

保険料の支払いの仕組みについてはどうでしょうか?

火災保険は保険料の一括払いができます。複数年分を一括で払うことができ、一括にすると月払いで払うよりも圧倒的に値段が安くなります。

火災共済は基本的に月払いです。いきなり大金が必要になることがないのはメリットですが、月々の必要経費が増えるという点ではデメリットです。

保険料の支払いの仕組みについてはどちらも善し悪しがあり五分五分ですね。

結局どっちが得なの?

以上のことを踏まえ、火災保険と火災共済、どちらが得なのでしょうか?

「どっちも一長一短があるのでその人のライフスタイルに合わせて」と言いたい所ですが、私の意見では火災保険の方が得だと思います。

火災共済は、値段の安さや返戻金など有利な点が多いですが、やはり大災害の時に補償が無くなる可能性があるというのが気になります。保険の本来の目的を考えると、いざという時に補償がなければ全く意味がありません。ですので、値段はかかっても火災保険の方が良いと思います。

また、火災保険の一番のデメリットであった値段に関しても、考え方によっては火災共済と同じくらい安くなるからです。

火災保険も月で2~3千円になる

火災保険は月払いにすると火災共済の倍近くの値段になると先に言いましたよね。仮に月に6000円払うとしてこれを35年続けると、

6000x12月x35年=252万円

とかなりの高額になります。

しかし、これを35年一括で払うと、だいたい3分の1くらいになります。252万円の3分の1なので約84万円ですね。

これを住宅ローンで借入して一括で支払うとします。

返済期間:35年
金利  :1.5%
借入金 :84万円(35年分の保険料)

計算すると、月々2572円の負担という計算になります。火災共済並みの値段で火災保険に入る事ができるのです。
この計算には、金利も含まれているので、住宅ローンで支払うことなく一括で支払えば更に安くなります。

結論:火災保険の方が良い

私の試算では火災保険の方が補償でも値段でも得という結論になりました。

火災保険は、一括払いにすると金額が大きくなってしまいますが、月払いの火災共済と比較するときは同じ月払いの値段で比較することが大事です。
また、火災保険は長期間に渡って補償をしてもらう保険なので、月単位でなくトータルのコストを考えないと逆に損をする可能性があるので注意しましょう。

パンフレットに掲載された安い単位の値段に騙されず、長い年月を経た時にどちらが有利なのかまでを考えて検討するようにしましょう。

最後に、火災保険料をもっと安くしたいというのであれば、「火災保険で家が安くなる?家を安く購入するためにまずやるべきこととは?」も参考にしてください。

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