チラシに大きく書かれている価格に騙されてはいけない。
これは安く土地を探すときにとても重要なことです。
土地はチラシに書かれている価格で購入すれば、そのまま建物が建てれるとは限りません。
価格が安くても購入してみたら問題が多発し、結果高くつく土地もあります。
逆に、高いと思って購入したらトラブルなしで思いのほか安く済むこともあります。
ここでは私が経験から学んだ土地を安く購入するため注意点をご紹介します。
チラシに大きく書かれている価格に騙されてはいけない。
これは安く土地を探すときにとても重要なことです。
土地はチラシに書かれている価格で購入すれば、そのまま建物が建てれるとは限りません。
価格が安くても購入してみたら問題が多発し、結果高くつく土地もあります。
逆に、高いと思って購入したらトラブルなしで思いのほか安く済むこともあります。
ここでは私が経験から学んだ土地を安く購入するため注意点をご紹介します。
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土地を購入するときはとても多くのことに気を使う必要があります。
その中でも、今回は土地を安く購入するために気を付けた方がよい注意点を5つご紹介します。
それぞれ詳しくご説明します。
古い建物付きの土地を買うと、建物を解体しないと新しい家が建てれません。
建物の解体費の目安は建坪×3万円くらいです。
建坪40坪の家を解体するならおおよそ120万円必要ということになります。
私は古い建物付の土地を買ったのですが、その時の解体費は2階建ての一軒家を壊すので100万円でした。
実際にいくら必要かは建物の大きさにもよりますが、土地代とは別に50万円から100万円くらいは覚悟した方がいいでしょう。
古い建物付の土地を購入するときは、まだ注意点があります。それは解体業者を探さないといけないということです。
ハウスメーカーや工務店が決まっていれば解体の依頼も可能でしょうが、そうでなければ自力で探さないといけません。
もし決まっていないのであれば、解体作業をどうすればいいか事前に不動産会社に相談してみましょう。
最後にもう一つ、お金にまつわる注意点があります。
それは古い建物がある土地は、建物を壊してから名義変更をしないと、建物の名義変更も必要になるということです。
名義変更にはお金が必要です。つまり、すぐに壊す建物の名義変更に無駄なお金が必要になるということです。
このように古い建物付きの土地を購入すると問題が起こる可能性が高くなります。
また、土地代とは別に余分なお金が必要です。
面倒を避けて土地を買いたければ、古い建物付きの土地は避けた方が無難でしょう。
以前、その土地に建物が建っていたのならほぼ確実に水道はあるでしょう。
逆に田畑なら水道が無い可能性が高く、水道を引き込まないといけません。
水道を引き込むには約20万円くらい、水道の権利を得るには約40万円くらいかかると聞いたことがあります。
合わせて60万円です。
土地を買うときに水道が付いていたら、最低でも引き込み量の20万円、権利までもらえれば約60万円が不要になるわけです。
それだけで水道が無い家に比べて60万円安く家を建てることができます。
水道に関しては購入前にわかるはずなので、土地を契約する前に確認するようにしてください。
土地を買うときは、都市ガスが利用できるかも大事になります。
都市ガスは初期費用は高いですがプロパンガスに比べて使用料が安くなります。
もしあなたの購入した土地に都市ガスが無く、プロパンガスしか選択肢がないと、家を購入した後のガス代が確実に高くなります。
絶対にオール電化にするというならよいですが、ガスを検討する可能性があるのなら都市ガスが使える環境かの確認はとても大事です。
最近、ゲリラ豪雨でよく町が水没している光景をニュースで見ますよね。
土地が低い地域では水害が起きやすく、水害が起こると家財道具の買い替えや家の修理が必要になります。
値段の安い悪条件の土地を買ったがために、結果として災害に苦しみ、お金が多く必要な生活になってしまう可能性があるのです。
ここでいう土地が低いとは、周りの地域に比べて低いという意味です。
つまり窪地です。
たとえ標高が高くても、雨水がすぐに溜まる場所では水害の危険があります。
あなたの家の周りにもそういう地域はありませんか?
水害が無い地域は、生活の安全面以外にもメリットがあります。
それは火災保険の水害を外すことができることです。
火災保険に水害の保障を付けると値段がとても高くなります。
地域にもよりますが、火災保険の水害補償を外すだけで、火災保険の費用をかなり安く抑えられるのです。
私は、運よく水害に遭いにくい地域だったので水害の保障を無くし、50万円の節約をすることができました。
水害に遭いにくい土地を選んだだけで50万円も安くすることができるということです。
土地の高さは、ネットで調べることもできます。
少しでも安く土地を購入したいのであれば、水害が起きやすい地域を避けた土地を探すことをオススメします。
土地を安く購入したが、地盤が弱く地盤補強費に数百万を費やしたという話はよく聞きます。
地盤補強が必要かは、土地を買った後に地盤調査をしないとわかりません。
しかし、以下の方法からある程度推測すことも可能です。
地名に「池」、「芦」、「沼」など水に関わる地名がある地域は地盤が弱い可能性があります。
地名は昔の地形から取っている名前も多いので、水に関わる地名が入っていると埋め立て地の可能性が高くなります。
そういう場所は地盤が弱いことが多いです。
次に、田んぼを埋め立てた売地です。田舎の売地はよく田んぼを埋め立てて住宅地にしています。
田んぼの地盤が弱いというのは想像しやすいと思いますが、それを埋め立てた土地ということは、奥の方は地盤が弱い可能性があるということです。
各市町村が出している液状化マップは、地盤の弱い土地を探すのに役立ちます。
液状化が起こりやすい地域は地盤が弱いと考えてよいと思います。
そういう地域を避けるだけでも、地盤補強費が無くなり安く土地が買える可能性が高くなります。
地盤が弱い地域を選べば、例え安い土地でも家を建てるまでに追加で数十万、最悪、数百万の地盤補強費が必要になることもあります。
地盤が弱そうな場所を避けるだけで、地盤補強費を節約することができ、それだけでも数十万から数百万円も安く土地を買えることになるのです。
最近では、地盤の強さを調べるアプリもあります。
「じぶんの地盤」という無料アプリです。
無料で使えるアプリなので土地を探す時は利用してみると良いですよ。
注意点としては、必ずしも正しいとは限らないということです。
アプリの診断結果だけでなく、他の情報も合わせて判断すると良いと思います。
以上が安い土地を買うための5つの注意点になります。
色々と条件を書きましたが、上に述べた条件をすべてを満たす土地を探すのはとても大変だと思います。
私がここでお伝えしかかったことは、全てを満たした土地を探せというわけでななく、土地を買うときには上に挙げたことも踏まえた金額で検討してくださいということです。
表面的な値段が1000万の土地でも、地盤が弱ければ地盤補強で1400万くらいになってしまうかもしれません。
逆に1200万の土地でも上の条件を全てクリアしていれば結果としては安く済みますよね。
土地は表面上の価格にだまされないように注意してください。
売る方もなんとか土地を売ろうとして安く見せるための努力をしている可能性もあります。
土地を見つけたら、表示価格よりも高くなる可能性を探してみてください。
そうすればきっとトータルで安い土地を探すことができます。
「安いから買った土地なのに結果として高くついた」
なんていう失敗がないように気を付けてくださいね。
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