注文住宅の間取り、トイレを快適にするために大事な3つのこととは?

注文住宅の間取り、トイレを快適にするために大事な3つのこととは?

トイレは1日に何度も使う場所です。
注文住宅を建てる時、トイレにこだわる人は多いですが、トイレを作る上で考えるべき大事なことは何でしょうか?

私が実際に新築をして感じた、トイレの間取りを考える上で大事なことをご紹介します。

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トイレを作る時に大事なのはこの3つ

トイレの間取りを考える時に大事なのは、

  1. 広さは狭くする?広くする?
  2. トイレ収納は必要か?どれくらいの大きさにするべきか?
  3. 便器以外で必要な設備は?

この3つだと思います。

#1. トイレの広さは狭い方が良い?広い方がいい?

居間や寝室は広い方が良いというのは一般的な意見ですが、トイレに関しては狭い方が良いという意見もあります。

ここで言う「狭い」とは1畳未満のトイレ、「広い」とは収納を除いて2畳以上あるトイレのことで、私が勝手に定義したものです。

トイレは閉鎖された空間なので狭い方が落ち着くからという理由なのですが、トイレは広い方と狭い方、どちらが良いのでしょうか?

広い場合、狭い場合のメリット

狭いトイレには、

  • 落ち着く、安心する
  • 間取り上、広さが節約できる

などのメリットがあります。

逆に広いトイレには、

  • 開放感がある
  • 色々な物が置ける
  • 車椅子でも入ることが可能

などのメリットがあります。

広いトイレは必要ない?

私の考えでは、車椅子が入る必要がない限り、トイレは狭くても良いという考えです。
理由は、トイレは用を足すこと以外にすることがないからです。

ただし、最低限の広さとして、有効幅で横幅70cm、奥行き170cm(畳約1畳)程度は必要だと思います。

最近ではスマホを触るなど、トイレ内の滞在時間が長くなる傾向にありますが、広いスペースが必要になるようなことではありません。

理由も無いのに広いスペースを取っても、結局は無駄なスペースになってしまう可能性があります。

快適に感じるトイレの広さは?

では、具体的にどれくらいの広さが良いのでしょうか?

あくまで私の意見ですが、最適な広さはトイレのみで1畳、トイレ収納込みで1.5畳程度ではないかと思います。
これ以上狭いのは不便になります。

私は過去に1畳未満の広さのトイレを持つ賃貸に住んだことがありますが、その時は便座に座ると脚が扉にあたりそうで窮屈な思いをしました。
公衆トイレだとたまに狭いトイレがありますよね。

この経験から、最低でもトイレの広さは1畳は必要だと感じました。

逆にショッピングモールなどで広いトイレに入るとそれはそれで落ち着きません。
広すぎず、狭すぎずが大事なのです。

これらのことを考えると、トイレを快適な空間にするためには、先に述べたように、トイレのみで1畳、トイレ収納込みで1.5畳程度がちょう良いのではないかと思います。

#2. トイレ収納は必要?大きさはどれくらい?

続いてはトイレ収納です。

トイレ収納はとても便利です。
我が家では一階のトイレは収納があり、二階は収納がありません。
使うと、圧倒的に収納のある一階のトイレの方が便利に感じます。

理由は、トイレットペーパーが空になっている場合でもトイレ収納があればそこから簡単に取り出せるからです。
他には、トイレ掃除の道具も保管できます。
おかげでちょっと汚れた時に簡単に掃除できます。

二階のトイレは収納が無いので、たまにトイレットペーパーが無いことがあります。
これがなかなか不便です。

他には、掃除道具が置けないので、多少は汚れても放ったらかしです。
このため掃除の頻度が一階に比べて圧倒的に減ります。

このように、収納力のみならず、衛生面から考えてもトイレ収納はあった方が便利です。

#3. トイレに必要な設備は?

最後は、トイレに設置する設備です。

あなたはトイレにどんな設備を付ける予定ですか?

私は

  • 室内手洗い場
  • 汚れにくい壁紙
  • 自動開閉式の便座

これらを検討しました。

しかし、結果として壁紙以外は付けませんでした。

設備を決める時は掃除と金額が大事!

理由は、私がトイレの設備を決める上で特に気にしたのが掃除の手間と金額だったからです。

まず、それを付けることで日々の掃除が大変になる物の設置は避けました。

上記で言うと、これは室内の手洗い場です。
室内の手洗い場は設置したら確かに便利ですが、その分掃除の手間が増えます。

水垢は付くだろうし、床に水も跳ねます。
当然ながら埃も溜まるでしょう。
できるだけ掃除の手間は減らしたかったので避けました。

次に、目新しいだけで値段が高くなる機能は避けました。
これが、自動開閉式の便器です。

最初は目新しいから優越感に浸れると思いますが、数ヶ月もしたら何とも思わなくなります。
おまけに、電気製品なので故障のリスクもあります。

あまりメリットを感じられなかったので見送ることにしました。

安価で利用価値の高い物を選ぶべき

汚れ防止の壁紙は、そこまで値段も高くない上に効果も期待できたので採用しました。
壁紙は注文住宅ならではのオリジナリティが安価で出せるアイテムです。

我が家もトイレの壁紙の機能と色はこだわって選びました。
壁紙のおかげで追加料金も少なく他の家とは違うトイレにすることができました。

トイレの設備は他にも色々あります。
上記は私の例ですが、あなたの性格や生活スタイルに合わせて必要な物だけを選ぶことが大事です。

あなたの家の大きさと生活スタイルに合わせたトイレを選びましょう

トイレの機能は年々良くなっています。
そのため、展示品などを見ると、とても良く見えて採用したくなる気持ちも分かります。

また、ショールームのトイレは広く、清潔で思わず自分も真似したいと思えるような作りになっています。
トイレのみなら金銭的にも実現できそうな額なんですよね。

しかし、それらが本当にあなたの生活に必要なのかといえば話は別です。
どんなに綺麗なトイレでも、ショームールで展示されているような状態を保つためには定期的に掃除をしないといけません。

広くなる、設備が多くなるということは掃除も大変になるということです。
また、無駄に広いトイレは限りあるスペースの無駄使いにしかなりません。

今、使っているトイレはどこが不便なのか、狭くて窮屈なのか、それをちゃんと考え、あなたにとって本当に必要な設備と大きさを決めてくださいね。

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