家を購入するならどっち?ガスのメリットデメリット

家を購入するならどっち?ガスのメリットデメリット

家を購入するときに迷うことの一つとして熱源があります。ガスにするかオール電化にするかです。料理の仕方や好みにもよりますが、この二つは一長一短です。今回はガスの特徴をまとめてみました。

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ガスのメリットは?

最近ではオール電化の家も増えてしまい、ガスはあまり人気がありませんよね。しかし、ガスにも良い点がいくつもあります。まずはガスのメリットをご紹介します。

#1.料理をしやすい

中華鍋を使って料理をする人はガスじゃないと鍋が振れません。また、火力もガスの方が細かく調整できます。本格的な凝った料理をする人は、オール電化よりもガスの方が向いているでしょう。

#2.調理器具が安い

ガスで使う調理器具はオール電化用の調理器具に比べて割安です。物にもよりますが、3割程度は安く購入することができます。調理器具は長く使うつもりでも壊れることもあるので頻繁に買い替える可能性もありますよね。そういう時に調理器具が安いと経済的にプラスに働きます。

#3.停電に強い

オール電化の家庭は、停電で電気が使えなくなると料理ができなくなります。ガスを使用していれば停電が起こっても料理をすることができます。

#4.初期コストが安い

オール電化にすると30万円くらいの初期費用が必要になります。ガスでも都市ガスで10万くらいの初期費用は必要です。ただ、オール電化に比べれば遥かに安いですね。

ガスのデメリットは?

ガスにはもちろんデメリットもあります。では、デメリットをご紹介します。

#1.ガス代が必要

ガスを使えばガス代が必要になります。オール電化だと電気代は多少高くなりますが、ガス代が丸々なくなります。ガスの基本使用料は高いです。使用頻度にもよりますが、オール電化と比べて月に数千円はプラスで必要になると考えておいた方がいいでしょう。

#2.火事の可能性が高くなる

家の中で火を扱う分、火事のリスクが高まります。外出したときに、ガスの元栓を閉めたかどうか心配になったことはありませんか?これはガスならではの心配事ですよね。

また、プロパンガスだと家の外に巨大なガスボンベが置かれます。これもちょっと怖いですよね。これを嫌がる人には、最低でもプロパンガスはオススメできません。

#3.火災保険料が高くなる

火災保険には、オール電化割などガスが無いことによる特典が付くことがあります。ガスを選ぶとこの特典を受けることができません。上にも書いたように、火事のリスクも高まるので一般的に保険料は割高になります。

#4.掃除がしにくい

ガスだとガスコンロを置くので、コンロの下の掃除が大変になります。ガスコンロには高さがあります。料理をしているとガスコンロ周りが汚れることは多いですよね。ガスはIHクッキングヒーターよりもキッチンの掃除が大変になる傾向があります。

まとめ

やっぱりガスの一番のメリットは料理のしやすさです。料理が好きで本格的に作る人はIHよりもガスの方が良いでしょう。ガスは初期費用は安いですが、ランニングコストは割高です。
最初に安いからという理由だけでガスを選ぶのはオススメできません。ガスのメリットとデメリットをしっかりと把握して選択をしましょう。次回は、オール電化のメリットとデメリットを書いてみます。

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