火災保険で家が安くなる?家を安く購入するためにまずやるべきこととは?

火災保険で家が安くなる?家を安く購入するためにまずやるべきこととは?

家を購入するとき、後から後悔をしないためにも知っておくべきことがたくさんあります。その中の一つに火災保険があります。

間取りに関しては、理想のイメージがあるかもしれませんが、火災保険に関して、理想のイメージがある人なんてまずいないですよね。でも、火災保険について知っているのといないのでは、その費用が格段に違ってきます。今回は、経験したからこそわかる、火災保険についての知っておくべき注意点をご紹介します。

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火災保険の見積りは早くやるべき

「火災保険は引渡しまでに入ってもらえば大丈夫です!」

家を購入する前は決まってこのように言われます。こんなことを言われると、火災保険は家を建ててからで大丈夫と思い、どんどん後回しになり、その存在すら忘れてしまいます。でも、火災保険は絶対に早い段階で見積りを取るべきですなのです。なぜ、先にやるべきなのか?
それは以下の理由のためです。

#1.火災保険の値段は高い

あなたは火災保険にいくら必要か知っていますか?

火災保険の値段は補償額や補償内容によって変わりますが確実に数十万円はします。つまり、火災保険の値段をある程度の把握していないと資金計画が大きく狂ってしまう可能性があるのです。

あなたの友人がすでに家を購入しているなら、10年一括で30万円くらいと聞いたこともあるかもしれませんね。
でも、実際に見積もってもらうと、条件によっては30万円ではとても足りないことも多く、50万円近く必要になるケースもあるのです。35年だと150万くらいになってしまいます。

#2.省令準耐火が保険料を安くする

では、どういう条件だと火災保険が安くなるのか?

それは、省令準耐火という条件です。これがつくと保険料が一気に安くなります。そして、この省令準耐火の家にするかどうかは設計の段階でないと決められません。これも最低でも設計の段階で火災保険の見積りを取るべき理由の一つです。

省令準耐火とは何かを簡単に言うと、家が燃えにくいかどうかです。
省令準耐火がつくと火災保険はかなり安くなります。上に書いた35年一括で50万円という値段は、省令準耐火がついたときの保険料です。そして150万円というのは付いていないときの保険料です。

家を購入するときは、省令準耐火がついているかどうかは絶対に確認してください。
建売住宅は省令準耐火が付いていることが多いですが、省令準耐火は建物の構造に条件があるうえ、値段も高くなるので注文住宅だと自分から頼まない限りはついていないことも多いです。

#3.保険料が安くなる土地を選べる

土地を購入する前に火災保険の見積もりは早すぎと思うかもしれませんが、 この時期に火災保険のことを知っていると良いことがあります。
それは火災保険料も考慮して土地選びが出来ることです。

例えば、火災保険に付属する水災補償というのがあるのですが、これを付けないだけで30%近く保険料が安くなります。
保険料が150万だとしたら100万になります。この額を見れば、水害の有り無しだけでどれくらい節約できるか分かると思います。
また、その他の特約も外すことができればその分保険料も安くなります。土地を選ぶときに、災害が少ない地域を選べば危険性も減る上に保険料も割安になるのです。

土地を選ぶときは、どうしても街並みや生活の利便性を重視しがちですが、保険料を先に見積もるだけで別の視点も加えた質の高い土地探しができるようになります。

保険は最後じゃなく最初に

以上が先に火災保険の見積もりをした方がよい理由です。
保険料は最初に見積もると良いことが多いです。ある程度の保険料が分かる事で資金計画を立てやすくなるし、無駄な費用を使わない資金効率が良い家作りができるようになります。

あなたがまだ土地すら購入していない、または設計中であるというなら、今すぐにでも火災保険料の見積もりをする事をオススメします。

火災保険を選ぶ時はどんな補償を付けるのかも大事な要素です。もし補償の決め方、更に安くする方法を知りたいのであれば、こちらの記事も参考にしてください。

火災保険の補償内容の決め方と誰にでもできる保険料の節約方法とは?

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